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子供は戻ってこない。 |  鴻日記

子供は戻ってこない。

2008⁄02⁄28(木) 12:15
子供の人権を守れと叫ばれる中

未だに虐待、虐待致死事件が続発しています。

強い者から弱い者への暴力は義憤を呼び起こします。

真っ先に加虐者の親に怒りが向かっていく。 実に正しい反応だと思います。


しかし、児童虐待は人権侵害の最たるものという認識が定着しても

虐待する親が減少しません。何かいい方法はないものでしょうか。


人間の問題行動には必ず原因があります。

(虐待を行う親を擁護するものではありません)


ただし皆さんの義憤が正しいという大前提に立ったとしても

「虐待親はどうしようもない犯罪者だ」

「断罪せよ!鬼だ悪魔だ!」と批判するばかりの傾向に危険を感じます。


むしろこの見方にこそ、虐待を水面下に押し込んでいる原因ではないか、

と考えてみました。


■社会や家庭で孤立しているストレス

■望まぬ妊娠

■無自覚に行われる正当化観念
 自分が辛い時はそんな時は子供を殴ってもよいという心理的同一視
 自分のことで手一杯で子供に分ける愛情がない。

■世代間連鎖。(虐待を受けた親が自分の子供を虐待する)

■子供を育てる精神年齢にまで成熟していない。


などなど…突き詰めていけば、原因の原因まで見えてくるかも知れません。

いずれの場合も根が深く、親のケアをしなければなりません。


虐待問題の難しいところは、

虐待親をケアすることによって二度と虐待しない親に育て直し

子供の元に戻さなければならない点です。

「はい、あなた悪人だから刑務所です」…これでは孤児が一人増えるだけ。

そのためには、親が刑務所に行きになる酷い虐待に及ぶ前に

虐待の事実を掴むことが必須。

早期に虐待の事実を掴むためには、

「あなたを責めるつもりはない。安心して相談して欲しい」という

体制づくりが急務ではないかと思います。


「親を子供の元に返す」のが前提の救済ならば

「虐待する人間も問題を抱えている」という違う視点を加えてみる。

これが親による虐待隠しを防ぎ、寧ろ自ら相談に訪れ

親が自信を持って子育てができるまで、親の方から保護を申し出ることもできます。



親の人権を過剰に守り、親も可哀そうなのだから大目に見てね、が真意ではありません。

まず優先すべきは子供の保護です。


拙いながら脳みそを振り絞って考えてみました。

みなさん、もっと良いご提案はないでしょうか。

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Comment

おじゃまします

高倉です。

虐待という言葉が定着するにつれて、昨日今日それが始ったかのように、人は錯覚し、マスコミは誘導します。セクハラ、ストーカー、ネグレクト、みんなそうです。でも、本当は昔からあったんですよね。

昔から、虐待はあった。私のカミサン、虐待の経験者です。母親から物理的、精神的虐待、父親からはネグレクト。

虐待されて育つ子供は、親になった時虐待をする傾向が高いといわれますが、カミサンはそうではなかったので、その説には結構疑問を感じてます。

うちのは、自分がしてもらえなかったことを、全て子供にしてあげる、そんなタイプでした。

だからといって、親の自覚が、虐待を防ぐと考える程、楽観視も出来ないのが現実ですよね。

ふと思ったんですが、地域の関わりが、虐待をある程度防げていたのかな、と思います。というのも、私の母親、母子家庭を世話する仕事に就いていたのですが、私が子供の頃は、見ず知らずの子供が、家に結構の頻度でいました。名前も知らない子供と遊んでるわけです。少し大きくなると事情は飲み込め、協力するようになりました。

今は核家族が当たり前、人様に子供を預けるのはダメ、みたいな風潮、ありますよね。本当は助けて欲しい、そんな親って多いんじゃないでしょうか?で、子供にあたってしまう、それがエスカレートする・・・悪循環ですね。
2008⁄02⁄28(木) 14:37 |

高倉さん

高倉さん、ご意見ありがとうございます。

>本当は昔からあったんですよね。

そうですね。DVも昔からありました。
家庭内の問題として取り上げられなかった。
人権意識が強まった今になって、やっとこれらが人権を侵害する行為として認識されたに過ぎません。
ことさら増加したわけでなないんですよね。

しかし昔のように、虐待親が裁かれることもなく
その後ものさばっているような社会にはしたくありません。

高倉さんの奥様も虐待経験者ですか。
私も精神的に肉体的に激しい虐待を受け、精神疾患を発病しました。
親のもとから逃れて何年経っただろう…未だに通院中です。

>虐待されて育つ子供は、親になった時虐待をする>傾向が高いといわれますが…その説には結構疑問を感じてます。

>うちのは、自分がしてもらえなかったことを、全て子供にしてあげる、そんなタイプでした。

虐待連鎖説に懐疑的な意見をたくさん見かけます。
確かに虐待した親が必ず虐待親になるとは言い切れません。
被害者の心理的作業能力が高い場合、虐待の傷を自分で癒すことができるのです。

人間は無自覚のうちに、心理的作業を行っています。
例えば上記の「同一視による正当化」などがそうです。
奥様の場合、親に愛されなかった記憶を分析し、租借し、
何らかの形で怒りを放出したか、或いは違う形で燃焼したか。
また、夫である高倉さんの力も大きかったと思います。
親から得られることのなかった愛情や信頼を
高倉さんから貰って心の虚を埋めたのかも知れませんし
奥様のように愛する対象に自分を投影して消化する人もいます。

奥様はご自分の御子さん。私の場合は犬やら猫やら…。
「ママたんかまって」という瞳で私を見上げる犬を見ると、もう切なくてたまらず、ぎゅーぎゅー抱きしめたくなる衝動にかられます。
こんなときは、子供時代の自分を、犬に投影してるんです。
うんうん、愛されたいのね、抱き締めてほしいのね、わかってるよ〜と
何とも言えない気持ちで犬をもみくちゃにします。^^犬は大迷惑。

ただやはり、私の場合、未だに物の見方(専門的に認知の歪みと言います)に
偏りが出ますので調整が必要…^^;

虐待連鎖を起こす原因のひとつに「嫉妬」があります。
恐らく奥さまや私とは反対の消化方法ですね。
怒りの放出によって虐待の悲しみを癒す。
愛されることを知らない私なのに、人を愛する事だけを求められることに憤りを感じる。
自己分析と怒りの放出をしていないがため、整理をつけていないために、怒りは子供に向かう。
私の養母がこのタイプに属します。

私の書き方も悪かったのですが、人が百人いれば百の心理様相がある。
従って虐待連鎖説を100%否定することも肯定することもできません。

>だからといって、親の自覚が、虐待を防ぐと考える程、楽観視も出来ないのが現実ですよね。

そうなんですよね。
自覚も何も愛情そのものを持てない人に「子供を愛せ」といっても無理ですよね。
子供を殴り傷つけたい衝動を何とか抑えて義務的に子供を育てたとしても、愛がないという段階で、子供にしてみれば充分すぎる虐待ですから。

>ふと思ったんですが、地域の関わりが、…母子家庭を世話する仕事に就いていたのです。

そういう方が身近にいるといないでは大きな違いがありますでしょうね。

安易に「だったら昔のように親と同居すればいい」なんて声も上がりますが…ちょっとこれは置いといて。

お母さんだけに子育ての負担が掛っているのかも知れません。
何かあったら相談できる近所のおばさんの存在は
母親にとっても子供にとっても有難いと思います。

>で、子供にあたってしまう、それがエスカレートする・・・悪循環ですね。

ちょっと当たるくらいでしたら誰にでもあると思いますけど、
過酷な暴力や子殺しはエスカレート説ではないような気がするんですが・・・どうでしょう。

「虐待はごく普通の人でもやってしまう」という主旨の情報に触れますが、
私はこれに懐疑的です。

うまく説明できませんが母(養母)のことを思い出すにつけそう思います。

普通の人が、健気な子供を足蹴にし、殴り、餓えさせ、罵り…恐れと痛みで絶叫しながら詫びる子を、これでもかと虐め、死に至らせるとはとても思えません。

5か月の幼児の場合も、痛みに絶叫したでしょう。
父親はそれでも2回、同じ痛みを与え死に至らしめている。

ふつーの人とは、どーーーしても思えないんですよ。

貴重なご意見ありがとうございます。
2008⁄02⁄28(木) 17:01 |

思い当たるところ多いですね。

どうもまたおじゃまします!

そうですね、妻を見ていると思い当たるところ多いですね。しきりに私に「もし自分があなたの子供だったら、どう育てる」と聞いてきます。私は、そりゃ、子供たち育てるように、愛情注ぐに決まっているだろうと答えますが、それが彼女にとって、今の租借行為、または放出行為なのかもしれません。

たまに、育てなおしてもらっている、とも言いますね。

私の妻も、精神的に歪んだ(適当な表現が見つかりません)ところがあり、そのせいで、うつになりやすい体質だった可能性があります。うつになっちゃいましたが。

で、安易に親とお同居ってのは、多分違うと思うんですよ。それは別のストレスになる。私の母の場合は、他人だからできたこと、だったように思えます。

>過酷な暴力や子殺しはエスカレート説ではないような気がするんですが・・・どうでしょう。

う〜ん、これは、私も専門外なので、こうという話控えておきます。妻のケースは、産まれてすぐ放置が始り、親戚に預けられ、小学校上がる前に殺されそうになり、おやつ買えなくてタンポポ食べて赤痢になり、病院に連れて行ってもらえず、死にかけ・・・エスカレートしてませんな・・・

たまに妻は爆発し、私にあたる事があります。最初は、わけがわからず、こちらも同じように応酬するので、家の家具やらがことごとく壊れていきました。でも、私が妻を理解してからは、爆発しても、いいんだよと、みてやれるようになりました。これ、多分反抗期、経験してないからか、愛が欲しいのにもらえなかったことへの反動だと思ってます。

今、妻の母は、歳老いたせいで妻を頼りにしています。兄がいるんですがなんみょ〜に入信したもんで・・・(汗)。でも、この前、ちょっとありえない事をしでかしてくれて、今後どうしようかと悩んではいます。ありえないこととは、妻の小さい頃、どうせ覚えていないだろうと、アルバムなどを捏造して、これだけ愛してたんだよというものを持ってきたんです。ちょっとこれにはあきれました。

せっかく、過去を乗り越え、受け入れようとしていた矢先なので、辛いですね。

すみません、とりとめも無い事を書いてしまって。
2008⁄02⁄28(木) 18:16 |

高倉さんとの間で活発な議論がなされているようなので,わたしとしてはいうことがなくなってしまいました(笑)

ということで,あまり関係のないことですが・・・さて,鴻さん!
先ほどやっていた「News ZERO」(日テレ)をご覧になりましたか?

「代理出産」に関する特集だったのですが,あの根津医師がインタビューに登場し,実際に代理出産を経験した夫婦と代理母をやった実母が出ていました。

この番組ではどちらかというと法律で禁止することには反対のようです。
しかも星野仙一氏とキャスターの男性の間で「他に方法がないのなら代理出産を認めるべきだ」ということでまとまってしまいました。。
代理出産に反対する根拠についても説明がありましたが,反対の根拠は不十分なものが多く,鴻さんや私のいうような反対の理由(生命倫理・子の利益など)はあまり紹介されませんでした。
一方的な見方に基づく報道のように思え,残念でなりませんでした。
(ところで世論調査によると54%が代理出産に賛成なんだそうです。。( ノД`)..)
2008⁄02⁄29(金) 00:05 | | [edit]

高倉さん

高倉さん、いらっしゃいませ。

>今の租借行為、または放出行為なのかもしれません。

やっぱり高倉さんの存在が、癒しをもたらしたようですね。
キャパの狭い、心の機微に疎い男性と結婚して子供を設けた場合、
傷がいやされることなく、認知が歪んだまま、怒りが燃焼されないまま
子育てをすることになります。
これが連鎖させる原因のひとつにもなっているようです。

高倉さんに出会った奥様はお幸せです。
私の夫も海のように心が広く鋭敏な感性をもった人です(おのろけ〜♪)

>たまに、育てなおしてもらっている、とも言いますね。

うんうん、育て直し。
親に愛されずに出来た心の虚は
同質の愛情でしかう埋められません。

>妻のケースは、産まれてすぐ放置が始り、親戚に預けられ、・・・

最初からかなりの虐待レベルですね。
昔はこんなことしても子供はただ耐えるしかありませんでした。
奥様…本当によく生きてこられましたね。

>アルバムなどを捏造して、これだけ愛してたんだよというものを持ってきたんです。

わぁ…なんて酷いことを。

■癒しのステップ■

1)愛されなかった現実を受け入れる
 (相当の苦痛が伴います。癒しの入り口至るだけでも大変。
 私は親に愛されなかったと認めるのは苦しい)

2)自分が愛される価値ある人間であることを知る
 (自虐史ではありませんが、自己否定的な思考と感情を
  意識的に矯正する。
 長年をかけて形成された自己否定的思考ですから容易ではない)

3)怒りの放出、または燃焼
 (これは必須の過程です。この段階で「どんな親でも親は親」
 「親が子供を愛さないわけはない」「怒りの感情は良くない」
 「憎悪からは何も生まれない」な「許すことが大事」など、
 綺麗事の説法をすると、放出すべき怒りの出口を失い、
 本人はもっと苦しむ。日韓日中問題と同じです。  「あなたは不当に扱われた!怒る権利がある!」と いう言葉こそ、
 被虐待児の癒しを早めます)

4)許し(または諦め)

この段階を経て、ようやく癒されていきます。

さあ、ここで親の反撃。「私は愛していたのよ」と偽りの主張。
いわば被害者へのセカンドレイプみたいなものです。
(虐待親は決して自分の非を認めません。なんとか子供を支配しようとします)

奥様とお母様との接触を少なくするのがベストですが、
そうもいかないですね。
これがまた虐待問題のキツイところなんですね。
私のように親と決別できる人ばかりじゃありません。

ここは旧民法の美味しいとこをとって
「私は嫁いだ身だからできることに限りがある。弟に頼んでね」と
つかず離れずの関係を作れませぬか。

高倉さんがしっかり奥様の味方だから、奥様の苦しみ怒りが半減されると思います。

義弟さんがナンミョ〜なんて…泣けてきた。

>すみません、とりとめも無い事を書いてしまって。

いえいえ、何でもお書きになってください。大歓迎です。

2008⁄02⁄29(金) 11:23 |

くるくるさん

くるくるさん、教えてくださってありがとう!

>先ほどやっていた「News ZERO」(日テレ)をご覧になりましたか?

見てな〜〜〜〜い
ウワァァ━━━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━━━ン!!!! 

>代理出産を認めるべきだ」ということでまとまってしまいました。。

なんと!!認めるべき?
なんでこんな浅はかな結論に至るんだろう。世も末だ。

>反対の根拠は不十分なものが多く,(生命倫理・子の利益など)はあまり紹介されませんでした。

都合が悪いからですな。
全く公平を欠いている!

>(ところで世論調査によると54%が代理出産に賛成なんだそうです。。( ノД`)..)

それも怪しいと見ています。
ネットで見る限り、反対派が多いんですけどね。
もしその数字が本当だとしたら、感情を煽るお家芸の結果だと思います。
賛成派の殆どは、依頼者側の気持ちばかり主張していますから。

生命倫理というこの重要な点が、なぜ棚上げされるのだろう('д`)

くるくるさん、情報ありがとう。

2008⁄02⁄29(金) 11:43 |

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